ケトン食とは

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食事に欠かせないのは、米やパン。
米やパンを食べないとおなかがふくれない、
そう思い込んできました。

とにかく固形物を食べないと、満腹にはならないと思ってきました。

けれども、がんになってケトン食をはじめてから
からだにとって必要な栄養素がみたされると
おなかはすかなくなるのだということを知りました。

おなかがすかないなんて、さみしいじゃないかと思われるかもしれません。

そういうことではなく
おなかがすいてやる気が出ない、イライラする、あたまがぼーっとする
などといったエネルギーの枯渇状態や
食べたくて仕方がない、はやく食わせろー💢というような
食欲がみたされないことで起こる感情の起伏がなくなるということを体感しています。

2017年の春、がんだと診断されました。
子宮体癌4b。

がんで死ぬのかもと思いました。

たまたま、その半年前、
練馬総合病院で漢方医をされている中田先生から
先進漢方治療研究会」がひらかれるのでくるといいと言われていました。

がんの治療に関する発表ばかりでした。

がん治療を続ける中で余命を宣告されたような人も、
ケトン食や漢方の処方によって長期延命がつづいてる症例など。
がんだと思っていない私もなんだか希望を見いだせる内容で、
この会は行けてよかったと当時も思ったものでした。

それでも、この時はまだケトン食をやりたいとまでは思えませんでした。
がんだと思っていないし。

けれども、実際、がんだという診断がくだった日に
泣きながら「ケトン食、やります」と相方に言いました。

がん細胞は、通常細胞の数倍はやく糖質をとりこみ
増殖するといわれています。
がん診断の際にPET-CTという検査をうけますが
これはそのようながんの特質を利用した検査で
ブドウ糖様の薬剤を点滴で体内にいれ、がん細胞がその薬剤をとりこんだ状態を
撮影するものです。

治療としてのケトン食は厳しいものでしたが
がん細胞に糖質をやってなるものかとの思いでがんばりました。

治療は標準治療をメインに、つまり抗がん剤を受けながら
食事療法を併用しました。

ありがたいことに治療の効果は抜群で、
12月21日には経過観察へと移行することができました。

今も、ケトン食は続けています。

ケトン食とは、低糖質、高脂質の食事。
おおよそですが、
糖質は1日50gまで。
タンパク質、毎食20g×3食。
脂質も、毎食20g×4食。
(治療中は、アプリで毎日計算していました。
あと、がん患者さんや糖尿病の患者さんは、もうすこし細かい制限が必要です。)

それと同時に、ビタミンやミネラルをサプリメントで補います。
ビタミンもミネラルも、細胞生成にはけっして欠かせない栄養素です。

このように、1日に必要なカロリーのほとんどを脂質で補います。
摂った脂質が肝臓で代謝され、生成されるのが「ケトン体」。
ケトン体が細胞に運ばれ、からだを動かすエネルギーとなります。

一般の食事は「糖」がメインです。
米もパンも、甘いと感じられなくとも、主成分は糖質です。
通常は、糖が最小単位のブドウ糖に分解され、各細胞に運ばれ
からだをうごかすエネルギーとなります。

昨今、糖質が悪者のように言われがちですが
糖質が悪いのではなく、糖質を摂りすぎることが問題です。

過剰に摂りすぎた糖質は、脂肪となって蓄えられます。
また、糖を過剰に摂った分、インスリンも過剰に分泌されます。
このインスリン量のアップダウンが、空腹感の源泉であり
精神的にも不安になる一因だと言われています。

治療となると制限は厳しくなりますが
病気ではない方へは、からだをうごかすエネルギーを
糖でも脂質でもどちらでもOKなハイブリットにしていきませんか
というお誘いをしています。

この先、食糧のことを考えてゆく上で
なにを食べてもだいじょうぶなからだにしておく
ということが大切だと感じています。

それが、このたびあたらしくはじめる「ケトン食Labo」です。

具体的な活動は、またあらためて(^^)

(成瀬知詠子)

食事はこんな感じです。

甘いおやつも時々なら。
また、摂る糖も、精製されたものでないのが
望ましいです。

うちでは、ココナッツシュガーを使っています。
ココナッツの花蜜からつくられた糖です。

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