ひとのからだにとって必要な栄養素のうち
タンパク質、脂質、炭水化物を主役とすると
ビタミン、ミネラルは脇役にみえます。
とはいえ、脇役がいなくてはドラマは成り立たないように
ビタミン、ミネラルはなくてはならない存在です。
不足すると体に不調をきたします。
ミネラルとはなんぞやという話は、以前もしました。
何度も書きたいところですが、
昭和46年、法律によって
塩田による伝統的な自然塩の製法が廃止されました。
日本を高度経済成長させる為に
太平洋側を工業化する必要がありました。
工業地帯となっていった沿岸部で
それまでおこなわれていた塩づくりは追いやられていき
塩を効率よくつくることのできる「イオン交換膜法」が導入されました。
この方法では、海水のナトリウムイオン(Na+)と
塩素イオン(CL−)のみを抽出することを目的としているので
大切なミネラル分が抜けてしまいます。
塩の専売は、1997年まで続けられました。
1971年から1997年、26年という長い間
塩といえばNaClでした。
塩は専売公社しかつくれなかったのです。
塩をつくることは違法行為だったのです。
なので、20年前まで
日本で売られている塩といえば
NaCl100%の食塩でした。
でも、本来、海水の中には
マグネシウム・カリウム・カルシウムのような少量成分の他に
微量成分として、モリブデン・コバルト・マンガン・セレン・
銅・鉄・亜鉛…で70種類以上のミネラルが含まれています。
それらのミネラルがそのまま入っている、これが本当の「自然塩」です。
本来の塩に含まれているのは、
塩化ナトリウム(NaCl)だけではないんです。
海水を丸ごと凝縮してつくり上げた、
作るのがめんどくさいものなのです。
作るのに1年半はかかります。
あおい薬局で販売している「地球人の塩」は
天日で時間をかけて凝縮させた上に、
一年間の熟成期間を経ています。
加熱火入れなし。
塩にしても小麦粉にしても砂糖にしても、
精製によって真っ白い粉にされてしまい
ミネラルが削がれたものになっています。
私たちの日常は、ミネラルから遠ざかりつづけています。
現代の多くの病は、ミネラルバランスが崩れたことにも
端を発しているのではないでしょうか。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20110210-OYTEW51431/
(古い記事ですが…)
塩分は控えめにと言われていますが
控えるのはナトリウム過多の食塩であり、
本来の塩だったら、控えすぎる必要はないのです。
ミネラル豊富で、バランスのとれた塩の効果は
計り知れません。
しかし、これは実は
人間としての本来の機能を取り戻すだけ!
魔法でもなんでもないのです。
人間にとって微量元素は必要不可欠なものですから。
まずは塩を変えるところからはじめませんか。
次は、塩の製法について書きます。
塩の話は、まだまだ続きます。
地球人の塩 1kg 1400円
地球人の塩 2kg 2200円
地球人のミネラル150g 2700円
ミネラルをいれるブルーボトル 390円
(いずれも税抜き価格です)
ミネラルバランスを崩さない塩をどうぞお求めくださいませ☆*:・゜∞