てらじんの投稿です☆＊：・゜∞
長野県上田市にある白蛇神社の火渡り行に参加してきました☆＊：・゜∞
長野県上田市にある白蛇神社の火渡り行に参加してきました。
禊として滝行をおこなった後、
腹ごしらえのごま塩おむすびをいただいた上に
薪の準備、お供え物を運ぶなどのお手伝いもすることができたのです。
氏子でもないのにここまで関わらせていただけたことに
ありがたい感謝の気持ちでいっぱいになります。
準備が整い、宮司さんがろうそくの火を薪につけ
火はあっという間に勢いを増し、燃え盛ります。
声の響きとドラゴンボールで悟空が繰り出すカメハメ波のような所作で、
宮司さんが炎を操っているとしか思えないほど、炎と身体の所作が連動しており、
私も合わせる手に力が入りました。
炎の輻射熱が思いの外すごく、５メートル以上離れているのに
肌が露出している手や顔が熱くて一瞬ひるみます・・・
が、顔にはあらわせませんでした。
白装束姿で参加したため、役割として
ヤワな姿を見せられないと思ったからでした。
その時、宮司さんが近づいてきて
「覚えているお経を何でも良いので一心に唱えなさい！」
とおっしゃるので、不動明王のマントラを唱えてみましたが
今ひとつしっくりとこない上に熱さに負けそうになります。
そこで、幼い頃から唱え慣れた南無妙法蓮華経を唱えてみました。
熱さが急におさまり参加者全体と炎が一体となるのを感じることができました。
自分の唱える倍音が響くのも感じられました。
その後、炎は鎮静、炭と化します。
炭の前後には筵（むしろ）がひかれ、
水と塩でお清めがなされました。
宮司をはじめとし、順番に炭の上を渡ってゆきます。
気がつけば私の番がきていました。
筵の上に立ち、宮司さんの合図を待っている間
合唱する手の手刀側が炎で熱い・・・
武者震いがする・・・
背中を叩かれ
「大丈夫だな！いけ！」
との声に促され、炭の上に足を置きました。
不思議なことに熱くなく、自分でも不思議なくらいに
ゆっくりと炭の上を歩きました。
その前日に雅楽のお稽古があったのですが、舞の歩きについて指導を賜りました。
早速、上半身を動かさない歩きが役に立ちました☆＊：・゜∞
他の方々の時は、歩き終わると拍手が上がりましたが
自分の時は拍手が少なかったように感じました😂
渡り終わり、他の方々が火渡りをしてゆく手伝いで
筵に水をかけていると、急に足の裏がヒリヒリとしてきました。
あ、これは火傷してしまった・・・
明日は山に登れるのか・・・？
と、急に不安になりました。
行が終わりお供え物な、どを片付け
ようやく足の裏を見てみると
右足の指先、
特に薬指と親指の裏側がすでに水ぶくれに・・・
これは破れてしまうかも・・・
そう思ったところで
ラベンダーの精油を持ってきていたことを思い出し
火傷している指にふりかけました。
その後、宮司さんの刃渡り行を拝見。
刀でできたハシゴを登っていかれるのですが
刀の鋭さにヒヤヒヤ、私の足は火傷でヒリヒリ。
すべての行が終わり、ほっと一息…。
再度、ラベンダーを足裏にたっぷりと塗りこみ
お世話になっているKさんのお家に向かいました。
途中で、火傷で痛む足をなんとかすべくイイジマ薬局さんに寄りました。
白装束の坊主頭が足裏を火傷するという
訳のわからない症状を説明する私に
店主は驚きの表情を浮かべつつ
適切なアドバイスをくださりました。
まことにありがたいことでした。
Kさんの家では
華岡青洲が処方したといわれる紫雲膏をいただきました。
それを足裏と両手の足部へたっぷりと塗りこみ、さらに一息つきました。
Kさんの家でしばしの休息後、武石の温泉へ。
温泉では、武石にお住いのKIさんとバッタリ！
KIさんのおもしろいお話と、地元の美酒でじつに気持ちよく酔うことができました。
ラベンダーの応急処置と紫雲膏のおかげで
赤かった手の側部は痛みも赤みもすっかりひいていました。
足裏の痛みもほとんどなくなっていました。
翌朝、足裏の水ぶくれは残っていましたが
登山には支障がありませんでした。
今回はラベンダーと紫雲膏の火傷に対する効果を体感することができました。
ありがたいことです☆＊：・゜∞
このようにとっさの時には応急処置をすれば
大事に至らず、経過させることができます。
このような自分でできるケアの方法を学べる勉強会を
5月27日（日）に開催いたします。
ご都合が合うようでしたらお越しください☆＊：・゜∞
