コーヒーが好きです。
コーヒーにバターとMCTオイルをいれて
ブレンダーでガーッと混ぜます。
朝食はこれだけ。
食べないとチカラ出ないよ
と言われますが
オイルのエネルギーでむしろ快適に動けます。
ヒトのからだを動かすエネルギーのもとをATPといいます。
日本語読みでアデノシン三リン酸
(アデノシンさんリンさん、adenosine triphosphate)
略してエーティーピーです。
そのATPがからだでうみだされるのに必要なものが
酸素、そしてブドウ糖、脂肪酸。
呼吸が大切だといわれるのは
(あと、いろんな呼吸法が存在するということは)
からだを動かすエネルギーをうみだすのに
必要だからです。
いきているとは、生き、息、とも言いかえられます。
そして呼吸で得られた酸素とともに、
食べたことで得られる栄養素も
ATPをうみだす過程でつかわれます。
主には、ブドウ糖です。
糖といわれるものの最小単位が、ブドウ糖です。
ご飯やパンなどの炭水化物は、体内の消化酵素によって細かく分解されます。
分解されて、もっとも小さくなった状態をブドウ糖、
もしくはグルコースと称します。
ご飯やパン、麺類が中心の食事ですと
ATPをうみだすのにおのずとブドウ糖がつかわれます。
ATPをうみだすための回路につかわれる栄養素を
糖中心から脂肪酸中心に変えようというのが
最近、私たちがお話している「ケトン食」、「ケトンダイエット」です。
ATPについては私も今ひとつまだ分かっていないので
とても丁寧に解説してくださっているサイトを紹介します。
糖代謝で得られるATPについて
https://aji3.com/production-amount-of-atp-by-glucose/
脂肪酸から得られるATPについて
https://aji3.com/production-amount-of-atp-by-fatty-acid/
私も正直言うと、苦手な分野です…。
通っていた大学では生化学の授業がありましたが
いまだったらもっと食らいついて聴くのになぁというところです。
ざっくりとなんとなくわかることだけ書き出すと
酸素のない状態の糖代謝では、うみだされるATPは2個。
酸素のある状態の糖代謝でうみだされるATPは38個。
中鎖脂肪酸であるカプリン酸からうみだれるATPは78個。
ラウリン酸からは95個。
飽和脂肪酸であるパルミチン酸は、129個。
ステアリン酸は146個。
パルミチン酸、ステアリン酸は豚、牛などの脂によく含まれています。
カプリン酸、ラウリン酸はココナッツオイルです。
ラウリン酸は母乳にも含まれていることで有名ですね。
このように、脂質のエネルギーによって
からだを動かすためのもと、ATPがたくさん生み出されていることが
生化学的にみてもわかります。
体感が一番ですけれどね(^^)
実際、私は、MCTオイルとバターで疲れ知らずです。
脳の細胞もケトン体をエネルギーとすることができます。
「ストライヤー生化学 第7版」にも
「脳が必要とするエネルギーの75%は、ケトン体でまかなわれます」
という記述があります。
あかちゃんも乳で育ちますが、その乳には
中鎖脂肪酸であるラウリン酸が含まれていることは、先ほども書きました。
産婦人科に勤める看護師さんからも、
緊急を要する乳幼児の栄養補給に
MCTオイルを使ったのを覚えているという話をうかがいました。
脂質について、もうすこし知ってみよう、使ってみよう
というお話を、「ケトン食ラボ」ではおこなっていきます。
次回は、9月23日(日)午後1時からを予定しています。
参加費は4500円。
これまでケトン食ラボ「油の話と特性にあわせた使い方」に参加くださった方は
2500円で参加できます。何度も聞いて腑に落とし、試食もしにいらしてください。
興味のある方は、お問い合わせくださいませ。
ダイソーにココナッツオイルがありました。
無臭タイプ。
3g×10本で30g。
値段的にも妥当ではないかしら。
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912g 2,160円(税込)