通常は、糖質である「ブドウ糖」を食事から得て
からだをうごかすエネルギー源としています。
けれども、糖質を摂らない食事を続けると、
脂肪が分解されて「ケトン体」という物質が肝臓でつくられ
脂質がエネルギー源へと変わるようになっていきます。
糖質を抑えて脂質をメインとした食事を「ケトン食」といい、
このようにからだを動かすメインのエネルギーをケトン体にすることを
「ケトジェニック」といいます。
「ケトン食」は、2016年に厚生労働省に認可された
保険適用のてんかん食でもあります。
最近では、がん治療の分野でも研究が進んでいる食事法です。
https://gansupport.jp/article/treatment/meal/15264.html
「ケトン食」は1日の糖質量を50g以下に抑えて、たんぱく質と脂質を多く摂ります。
とくに、ココナッツオイルやMCTオイルなどの中鎖脂肪酸を沢山摂ります。
中鎖脂肪酸を摂ることで、効率よくケトン代謝がまわるようになります。
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べて
約10倍の速さでケトン体に変換されると言われています。
ただし、ケトン食は万人に可能な食事法ではありません。
治療としての食事法という位置付けです。
なので、病気治療としてのケトジェニックと
ケトンダイエットは区別して考えたいと思います。
ケトン食ラボでおこなっていくのは、ケトンダイエットです。
エネルギー源として、糖質だけではなくケトン体も使える
ハイブリッドなからだにする、それがケトンダイエットです。
ケトンダイエットでからだはこう変わる!
・余剰体脂肪の減少
・脳が冴えわたる
・代謝機能の向上
・免疫力の向上
・運動能力の向上
・増幅する幸福感http://ketonediet.21globalclub.com/
糖質制限も、できる体質とできない体質があります。
(糖新生がうまくなされない人は、炭水化物により血糖値を維持する必要があります。)
自己判断ですすめることのないようにお願いいたします。
ただし、普段の食生活で糖質過多の人は、
ダイエットや生活習慣病予防につながりますし
糖質をある程度控えるだけで体調がよくなったりします。
毎食ごはんを大盛りで食べている方や、おかわりをたくさんする方
ラーメンとチャーハンを重ね食いする炭水化物偏食の方、
甘いものはやめられないという方、
ジュースをがぶがぶ飲んでしまっている方は
1日の糖質量は簡単に300gを越えます。
このような方へは糖質制限をおすすめします。
912g 2,160円(税込)