養生

六味丸をつくる

ここのところ、耳鳴りがあり
腎虚ではなかろうかということで六味丸が処方されました。

 

というわけで、生薬の丸剤をつくることに。

(「腎」は、腎臓という意味ではなく、
内臓の機能のうちの内分泌系、泌尿・生殖器系、免疫系、
中枢神経系の一部の機能のことを指します)

 

 

六味丸は腎虚の基本処方。
地黄・山茱萸・山薬・沢瀉・茯苓・牡丹皮
からつくられます。

 

 

まずはそれぞれの生薬を粉砕カッターで微細にします。

粉砕したものは、何度もふるいにかけます。


さらさらのこなこなになった生薬に
だいたい等量の練蜜をくわえます。

煉蜜とは、ハチミツをじっくり煮詰めて水分をとばしたものをいいます。

もちろん売ってないので、つくります。
焦げ付かないように、鍋から離れられないので
煉蜜作りも根気のいる作業です。

 

練蜜と生薬をよくまぜあわせます。

 

まぜあわせて団子状に。

 

先ほどの団子から少量ずつ切り出し
平らにして、筋目を入れて、丸めていきます。

 

茯苓を粉末にしたものをまぶして
できあがりです。

 

なかなか手間がかかりますが
蜜入りなのでおいしくいただけます。

 

 

 

耳鳴りがひどくなってきて困ったなぁと思い
耳鼻科へ行くべかと近所のクリニックを検索したりしていたのですが
鍼灸師の若林さんが、ここのところの気候変動のせいもあり
聞こえにくい音があるので鍼を自分で打った
とツイッターに書いておられたので
これは鍼灸も受けようと思い立ちました。

 

 

 

いいタイミングで、同じ沿線に住む鍼灸師の二神さんにお会いする機会があったので
施術をお願いしました。

http://shinkyu-wain.com/

 

 

耳鳴りはまだほんの少し残っていますが
以前より気にはならなくなりました。

来週、再診の予定です。

 

漢方と鍼灸で、耳の様子を観察しようと思います。

 

 

 

 

 

こんなツイートもあったので
胸鎖乳突筋をさわってみました。
おお・・・ カチカチです。

忘れていたよ、胸鎖乳突筋のこと。

つまんでぷるっと弾くだけでも、通りがよくなります。
数回はじいたりなでさすったりすることで
後頭部の重さもすっきりします。

 

胸鎖乳突筋。
顔を横にむけたときに浮き出てくる大きな筋です。
左右にあります。

 

親指で人差し指の間でつまんではじいたり
痛すぎる時は、人差し指から小指でクルクルと刺激してあげながら
耳の後ろから鎖骨のあたりまでなでさすります。

ホットタオルであたためるのもよいですね。

 

 

漢方相談はなかなか受けられないし
鍼灸へも行けないわ・・・
という方は、若林さんのペットボトル温灸が助けになります。

http://onkyu.yakan-hiko.com/

 

 

 

ようやくすごしやすい気候に落ち着きつつありますが
もう梅雨は目前。

 

もうすこし具体的に鍼灸や漢方をつかった養生法を学びたい方は
こちらへもどうぞ。

 

 

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おいしい油あります☆*:・゜∞

912g 2,160円(税込)

 

 

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