ダイエットが続かない人へ|漢方相談と季節の養生で始める、無理のない体重管理30章
2026/09/28
「食べる量を減らしても続かない」「お腹まわりが気になる」「漢方薬を飲めば痩せるの?」。そんな疑問に、薬剤師の寺本仁が、まず減量の必要性を確かめ、体重・腹囲・健診結果と生活を一緒に見直す順番で答えます。漢方の「体質」は暮らしを観察するための補助的な視点です。むくみや便通が変わることと体脂肪が減ることは区別します。食事、身体活動、睡眠を土台にし、漢方薬は製品ごとの適応と安全性を確認して必要な場合に検討します。あおい薬局の予約制相談と、四季の養生を学ぶ地球人倶楽部まで、実践の入口を案内します。
肥満と医学的に減量が必要な肥満症は同じではありません。妊娠中、成長期、低体重、摂食障害が疑われる場合や、急な体重変化・強いむくみがある場合は、自己判断で減量を始めず医療機関へ相談してください。
目次
第1部 「痩せたい」の前に、現在地を知る
第1章 何のために体重を見直したいですか
「何キロになりたい」だけでなく、健診結果を見直したい、階段を楽に上りたい、食事の不安を減らしたいなど、暮らしの目標を書いてみましょう。目標が明確になると、続ける方法を選びやすくなります。
第2章 体重・BMI・腹囲を別々に読む
BMIは体重(kg)÷身長(m)の二乗で求める指標です。体重に加え、腹囲、血圧、血糖、脂質なども確認します。家庭用体組成計の体脂肪率は測定条件で変わるため、一回の数字だけで判断しません。
第3章 むくみで減った体重は、脂肪が減ったとは限らない
体重は水分量や食事内容、便通でも動きます。むくみが軽くなって一時的に体重が減っても、体脂肪が減った証拠にはなりません。短期の変化と数か月の傾向を分けて見ましょう。
第2部 漢方の視点を、生活の観察に使う
第6章 あおい薬局の漢方相談は何から始まる?
あおい薬局では、食事や睡眠、活動量、便通、冷え、むくみ、ストレス、服用中の薬、健診結果を伺います。「頑張りが足りない」と採点する場ではありません。生活の中で変えられる点を一緒に探します。
第7章 「気・血・水」は診断検査の代わりになる?
気・血・水は漢方で体調の傾向を捉える言葉です。現代医学のエネルギー、血液、水分量と一対一に対応するものではありません。体質の見立てと、健診・診察による評価を混同しないで活用します。
第8章 疲れやすい人は、まず食事と休息を確保
疲労が強い人に急な食事制限や激しい運動を重ねるのは負担になります。睡眠や食事の抜けを確かめ、軽い活動から始めます。疲れが続く、動悸や息切れを伴う場合は、貧血なども含め医療機関に相談します。
第3部 食べ方を整える
第11章 ストレスで食べたくなる自分を責めない
夕方の空腹、疲労、睡眠不足、仕事の緊張など、間食のきっかけを探します。食べたことを責めるより、食事時間や休憩の取り方を変えられるかを見ます。繰り返す過食に苦しむ場合は専門の医療相談も選択肢です。
第12章 冷えが気になる日の食事の整え方
温かい汁物や食べやすい料理は、無理なく食事を整える助けになります。ただし「体を温めれば脂肪が燃える」とは言えません。寒さや季節に合わせ、継続できる食事と活動の組み合わせを考えます。
第4部 暮らしの中で続ける
第16章 飲み物の糖分に気づく
砂糖入りの飲料や甘いカフェ飲料を毎日飲む方は、量と頻度を確認します。まず一杯を水や無糖の茶に変えるなど、小さな変更から始められます。特定の甘味料だけで体重管理ができるわけではありません。
第17章 間食は「禁止」より、時間と量を決める
間食をゼロにする目標が合わない人もいます。空腹を感じる時間、夕食との間隔、食べる量を見直しましょう。楽しみとして食べる日があっても、翌日に極端な食事制限で帳尻を合わせる必要はありません。
第18章 外食・コンビニでも組み合わせを考える
主食だけで済ませる日が続くなら、主菜や野菜料理を一品足す方法があります。量を調整したい日は大盛りを避けるなど、自分の生活に合う工夫を。食事は毎回完璧でなくても、週単位で見直せます。
第5部 睡眠、季節、記録と漢方薬の選択
第21章 睡眠を削って頑張らない
睡眠不足は疲れや食行動、日中の活動に影響します。寝る前の画面を見る時間、遅い夕食、朝の光など、変えられる点を一つ選びましょう。眠れない日が続く場合は「体質」の一言で済ませず相談してください。
第22章 呼吸を整える時間を、休憩の合図に
ゆっくり呼吸する時間は、忙しさの中で立ち止まるきっかけになります。呼吸法そのものに脂肪を燃やす効果を約束するものではありません。散歩や休息など、自分が落ち着く習慣と組み合わせます。
第23章 四季の変化に合わせて養生を調整
暑い日と寒い日では、食欲や活動しやすさが違います。季節の食材や日照、気温を手掛かりに、食事と体の動かし方を見直します。地球人倶楽部ではこうした四季の養生を東洋医学と予防医学の視点から学べます。
第6部 漢方薬の安全性と相談の続け方
第26章 防風通聖散は「誰にでも効く痩せ薬」ではない
防風通聖散には、体力や便秘、腹部の皮下脂肪などについて製品ごとの適応があります。便通が増えたことを脂肪減少と混同しないでください。下痢、腹痛、動悸などの体調変化や併用薬にも注意し、購入前に薬剤師へ相談しましょう。
第27章 防已黄耆湯も「むくむ人なら全員」ではない
防已黄耆湯も、体力、疲れやすさ、汗のかき方など、製品の適応に照らして検討する漢方薬です。むくみの原因は薬だけでは判断できず、心臓や腎臓などの病気が隠れる場合もあります。自己判断で続けず、原因と安全性を確かめます。
第28章 持病や服薬中は医療機関と連携する
糖尿病、甲状腺疾患、心臓・腎臓の病気などがある方、体重に影響する薬を使用中の方は、お薬手帳と健診結果を持参してください。薬局は医師の診断や治療の代わりにはなりません。必要に応じて受診を勧めます。
第29章 地球人倶楽部で「季節ごとの続け方」を学ぶ
一人で生活を変えるのが難しい方には、季節の食事、身体活動、心身の休め方を学ぶ場があります。地球人倶楽部は東洋医学と予防医学の知恵を四季の暮らしに取り入れるオンライン勉強会です。講座は個別の診断や治療ではありません。
第30章 練馬区・あおい薬局で最初の一歩を
あおい薬局の漢方・養生相談は事前予約制です。食事や睡眠、健診結果、服用中の薬を一緒に整理し、今の生活で無理なく試せる一歩を探します。対面が難しい方はオンライン相談についてもお問い合わせください。
よくある質問
Q. 漢方薬だけで痩せられますか? A. 体脂肪管理の基本は食事と身体活動です。漢方薬は適応と安全性を確認して検討します。
Q. むくみが取れて体重が減れば脂肪が減ったのでしょうか? A. 水分量や便通による変動もあるため、必ずしもそうではありません。
Q. 相談前に用意するものは? A. お薬手帳、直近の健診結果、数日分の食事・睡眠・活動のメモが役立ちます。
相談予約:https://yojo.link/kampo/ 地球人倶楽部:https://yojo.link/ お問い合わせ:https://yojo.link/contact/












